一般財団法人 東洋運勢学会

特集・節気刊運勢学

第14回 生まれ星の五行によるラッキーカラー

源 真里

9月23日 秋分

 ふだん私たちが色と呼んでいるのは、物体が反射した光が目に入って感じる色…物体色…のことです。そしてこの世のあらゆる色は、三原色といわれる赤、青、黄の組み合わせから生まれ、光がすべて反射されたときは白、すべて吸収されたときは黒となって私達の目にうつるのです。彩度(あざやかさ)明度(明るさ)色相(色合い)を色の三属性といいますが、これらは、すべて、先に述べた赤、青、黄、白、黒、という要素の組み合わせから生まれてきます。
 さて、東洋運勢学において、吉凶を定める基本理論の一つに五行説があります。五行説の考え方は、まずこの世のすべて、森羅万象を木・火・土・金・水の五つの要素とそれに属するグループ(五行)に分類します。そして、その循環と相関関係からものごとの吉凶や傾向を探っていくのですが、これは言い換えればこの世の全ては五行によって構成されているということです。ここから、五行のどの要素が欠けても完全とは言えず、五行がバランス良く整っていることが望ましい姿であるという考え方が生まれました。
 これら五行のシンボルとして、次のように五つの色が配当されています。
 木…青 火…赤 土…黄 金…白 水…黒
 五行の五色と、色の基本の五色はピタリと一致します。

あなたを守る色・助ける色