一般財団法人 東洋運勢学会

特集・節気刊運勢学

第14回 生まれ星の五行によるラッキーカラー

源 真里

9月23日 秋分

 五行説の考え方にしたがって、自分の五行(生まれ星で決まります)と色の五行の相関関係(相性)から、どの色をどのように使っていけば、自分の運命にとってプラスになるのかを導き出すことができます。色は工夫次第で無限の有効性を発揮できるのです。

★ここで注意したいのは、好きな色と自分の色は必ずしも一致しないということ。また、同じ色でもかなりの幅があり、赤といえば真赤ではなく、赤は赤系の色、青は青系の色というように、要はその色が何色をベースにした色なのかということが重要なのです。また、青と黄を合わせると緑というように、複数の色を組み合わせれば別の色が生まれますが、同じ緑でも青味の緑なのか、黄味の緑なのかで違いが生じます。

☆色は上手に使えばあなた自身に秘められた力と感応して必要なパワーを効果的に制御してあなたの運勢をプラスにもっていく働きをするのです。自分の運気に合わせて過不足を補い、バランスを整えることで安定と向上をめざして下さい。

★色を使う場所はいくらでもあります。まずは自分の色を身に付ける、自分の色の中に身をおくなどの方法で、身近な生活の中に自分の色を上手に取り入れて使うことから始めましょう。

☆特にあなたのメインカラー、これがあなたのラッキーカラーコーディネイトの基本色…ベースカラーとなります。衣服、インテリア、アクセサリー、そして各種の生活の小道具…。財布やハンカチなどの小道具でもよいですから、いつも身近に置いたり身に付けていると良いでしょう。

 では、具体的に、誰がどの色をどのように使ったら良いのかを五行ごとに説明しましょう。色の使い方には幾通りもの方法があるのですが、ここでは最も基本的な各人の定まった色を使う方法を示すことにしましょう。
 各人の生まれ星が五行のいずれに属するかで五つの色の使い方が変わってきます。まずは表(1)で、あなたの生まれ星がどの五行に属するかを見て、自分の五行を自覚することが大切です。
 例えば、三碧木星の人の五行は『木』ですし、六白金星の人は『金』という具合いです。
 自分の五行がわかったら、次は自分の五行のシンボルとなる色、つまりメインカラーが何色であるかを見てください。これであなたの色、自分自身のシンボルとなる基本の色が一つ定まります。(この色をあなたのメインカラーと呼びます)この色はあなたを守るとともに、あなた自身の能力、パワーを増幅して質を高め、あなたの運気を活性化してバックアップする守護色となります。
 いつもその色を身に付ける…といっても例えば青い服だけを着ると言う意味ではなく、どこかしらに青が入っている…というような工夫をしてください。
 寝間着や寝具、住まいのインテリア、いつも身に付けるアクセサリー等にこの色を使用するのも良い方法です。

 さらに、各人にはメインカラーを補助し、パワーを高めたり抑えたりしてコントロールし、運気を安定させる作用をもつ二つの色があります。これらをサポートカラーと呼び、パワーを高める作用をする色をリリーフカラー、パワーを抑える作用をする色をセーブカラーと呼びます。これらには、相性の良くない五行との間に生じるマイナスのパワーを中和する作用もあります。このようにサポートカラーを特定の五行の間の橋渡しする作用で使用するときは特にブリッジカラーと呼んでいます。
 メイン、リリーフ、セーブ、これら三つの色があなたを守る色、助ける色となるのです。
 パワーが不足しているときは凶運につけこまれやすく、またパワーが強過ぎても暴走したり、我が出過ぎたりするなどしてトラブルの原因となる恐れがあります。
 それぞれの色の働きを上手に生かして自分のパワーをコントロールして下さい。
 残りの二つの色は、常にメインカラーと併用する必要があります。これらはスパイスカラーと呼びますが、サポートカラーと併用することで、メインカラーの作用を引き立てる役割をはたすようになります。