一般財団法人 東洋運勢学会

特集・節気刊運勢学

第6回 暦シリーズ 干支と九星

柳下尚範

5月21日 小満

●九星の凶方

九星上の四大凶方は次の通りです。

五黄殺
ごおうさつ
方位盤で五黄の回っている方位です。この方位は、何人も自分自身の失敗から、営業、信用、健康を潰滅させてしまうようになるといいます。
暗剣殺
あんけんさつ
五黄の回っている反対の方位で、五黄が中央にいるときは暗剣殺の方位はありません。この方位に向かって移転、新築、造作など行なうと、何人も事業も財産も生命も、一切が壊れ滅びるといわれています。
本命殺
ほんめいさつ
自分の生まれた年の九星の回っている方位です。この方位に向かって転移したり、新築、婚姻など行なうと、本人は必ず大怪我や大病をし、死に至ることすらある、といわれています。
的殺
てきさつ
自分の生まれた年の九星の回っている反対の方位です。この方位をおかすと、自分の根本の希望を破り、また目的としたことが破られてしまうのですが、それはまず財政上の破れから終いには生命の破れに至る、といわれております。