一般財団法人 東洋運勢学会

特集・節気刊運勢学

第4回 印相

三須啓仙

4月20日 穀雨

角型

この印鑑は努力しても恵まれず、一時的に好調の時があっても持続せず、運勢にムラが生じて財の持てない相。また家族関係がスムースにいかず孤立します。
 印鑑は正円形(丸)が吉相です。

太枠細字彫り

印の輪郭が太く中の名前の文字が細いものは、発展性に乏しく財運に恵まれません。また対人関係がうまくいかず、胃腸病にも悩みます。中年期にさかんに活躍しても晩年衰運に陥る人が目立ちます。
 よい印相は輪郭より名前の文字が太く充実して彫られていることが第一条件です。

水晶・めのう印

この種(石類)の印鑑は、病気に悩み金運に見放される凶相です。『働けど働けどわが暮らし楽にならざり』で家族に病人が絶えず、苦労します。水晶の角印はとくに凶。
 石類は雅印(がいん)とか遊印に用いれば無難です。

斜め彫り

この印鑑は努力しても恵まれず、一時的に好調の時があっても持続せず、運勢にムラが生じて財の持てない相。また家族関係がスムースにいかず孤立します。
 印鑑は正円形(丸)が吉相です。

小判型

この印鑑は受け身の相となり、もの事が達成せず苦労ばかり多くて成功運がないものです。
店頭売りのでき合い印で、ラクトロイドやプラスチックの合成印材は生気なしで凶。いつもお金が不足しがちです。

大型と小型

印相には定まった寸法の規格があり、それより大きくても小さくても凶。調和と安定を欠き財運や発達運がありません。

彫り直し印

輪郭が欠けていたり、文字や印材に傷のある印は凶。事故にあったり損害を蒙ることになります。

彫り直し印

印鑑はその人一代限りのものです。古い印を彫り直すのも人にあげるのもいけません。親からゆずり受けた印を自分用に使ったりすると、家運の衰えを招きます。