第２２回気学傾斜法後編

富久　純光

１月２１日大寒

家庭運の見方

家庭運の見方は、結婚運と深く関連しています。
ここでは、女性の家庭運は夫運と見做して生月盤の乾宮の状態をみて判断し、また、男性の家庭運は妻運と見做して生月盤の坤宮の状態をみて判断します。

女性の生月盤の乾宮、男性の生月盤の坤宮に凶神がつく場合の作用はおおむね以下のような傾向を示します。

性格的に偏っていたり、争い事が多い。相性が悪い場合は離婚に至ることも多い。悪くすると夫や妻に先立たれる場合もある。

この凶神がついている宮（乾宮か坤宮）に入っている星の悪い面の性格が表出し、良い面は正反対の欠点となって現れる。特に女性の乾宮に暗剣殺がある場合は、夫の道楽や借金で苦労する暗示となることもある。

妻は、強情できつい性格のいわゆるカカア天下。夫は、頑固で強情で偏屈な性格。収入の不安定の暗示となる。また、夫や妻の身体が弱いとか、持病や障害があって無理ができない状態を示す事もある。