一般財団法人 東洋運勢学会

特集・節気刊運勢学

第10回 十二支と相性

藤田 荘宗

7月23日 大暑

  •  互いに和合して良い相性…(大吉)
  •  普通一般の相性…(吉又中吉)
  •  時々意見が相違するもの…(凶又小凶)
  •  和合を得ない星情のもの…(大凶)
酉年から見る相性
子とは、親密になりすぎると破たんを生じやすい相性
丑とは、丑が歩調を合わせてくれるので安定した相性
寅とは、活動しやすい環境を整え提供してくれる相性
卯とは、実生活では無理でも内面的には引き合う相性
辰とは、さりげなく親身になり援護を惜しまない相性
巳とは、諸事に無理なく同じ目標に向かって進む相性
午とは、緊張感を覚えるも独自性の発揮に大切な相性
未とは、豊かな発想の原点を教えてくれる貴重な相性
申とは、短気決戦には向くも長期提携には飽きる相性
酉とは、譲歩し合えば凶も吉に好転化する微妙な相性
戌とは、戌のためにとサービスしすぎて後悔する相性
亥とは、運勢を豊かに進展させる鍵に当たる相性関係
戌年から見る相性
子とは、発展向上のために資源を提供してくれる相性
丑とは、譲り合う余裕が息詰まりを解消する相性関係
寅とは、緩急の妙味が和合して協力関係が保てる相性
卯とは、組織作りに役立つとともに長続きもする相性
辰とは、辰の持味を活かせば逆に発展向上となる相性
巳とは、光りに輝く活力で勇気をもたせてくれる相性
午とは、人生の栄冠を共に喜び合える間柄の相性関係
未とは、責任問題を避ける努力が凶象を吉と化す相性
申とは、相手の行為が気になり目が離せない相性関係
酉とは、気心を認め合えば名誉利達も可能な相性関係
戌とは、初心を貫徹するように心がければ尚よい相性
亥とは、積極的な交誼が両者を格上げするような相性
亥年から見る相性
子とは、新旧のちがいを認識し合えば平穏な相性関係
丑とは、生理的に引き合うも表現の明確さを要す相性
寅とは、主導性を寅に握られても気にはならない相性
卯とは、努力の蓄積をみごとに開花させてくれる相性
辰とは、気おくれしても相手は受け入れ態勢的な相性
巳とは、価値観の相違を認識し合えば吉に転じる相性
午とは、静を動に転化させ希望を持たせてくれる相性
未とは、ひと味違う点が魅力で長続きもする相性関係
申とは、時代感覚のズレを補正し合えば難も去る相性
酉とは、亥のために酉は尽力しよき理解者となる相性
戌とは、固く結ばれるためには時間のかかる相性関係
亥とは、窮屈な感じを払拭すれば共に繁栄できる相性

 以上の判断は十二支から十二支を見た相性判断の一例です。相性とは各自がもって生まれた個性であり、その個性がもつ許容範囲内に納まるか否かであり、更に大切な要因は互いの人生観を理解し合えるか否かです。