特集・節気刊運勢学

第９回　十二支の性格と運勢

易　八大

７月７日小暑

子（ね）水（冬）
<性格>	この性は盛冬の水をあらわしますから冷たくいつも客観的に物事をみて、細かいことに気がつき、知性のあるタイプです。金銭や物に対して増やすことをいつも考え、水はいつも流れていますから変化を好みますし、考えすぎて迷いの多いタイプともいえますしょう。
<運勢>	水という変転性と知とのかね合いから、順応性があるので運勢的にはわるくはありませんが、仕事や異性問題、生活環境などに変化を求めやすく、従って飽きっぽい傾向に注意すべきです。特に一生を通じて異性とセックスでトラブルがありますから注意してください。

丑（うし）土（土用）
<性格>	この性は冬から春にかけての土ですから物事に対して守るという保守的な面が強く、信用を重んじ正直でけちの傾向があります。また、忍耐強いがその反面人間関係がはっきりせず滞り、先に進まないタイプといえましょう。
<運勢>	土という万物を育成する性と信とのかねあいから、財運は上々で、堅実に一歩一歩と計画的に物事を対処して行きます。しかし、人間関係が滞りますので交渉事には十分注意すべきでしょう。仕事もあれこれと変化を求めず、専業ひとつに定めるべきでしょう。

寅（とら）木（春）
<性格>	この性は初春の木をあらわしますから物事に対して積極的に決断し、行動するタイプで、仁義にあつい人です。金銭や物に対する執着心も以外と淡泊で、木という伸長の意味から強引すぎる傾向があり、春の木で陽気でたのしいタイプといえましょう。
<運勢>	木という伸直性と仁とのかねあいから権威と頭領運に恵まれ、一生を通じて多くの人の中に立って、独立して事をすすめる人でしょう。しかし、財運はありますが出費も多い傾向があります。積極性と決断力が激しいので人との和についてのトラブルには注意。

卯（う）木（春）
<性格>	この性は盛春の木をあらわしますから、物事に対して充分な計画のもとに行動し、明朗で仁義にあつい人です。しかし、自己主張が激しいエゴイストの傾向をもつ人で、その反面、静かに深く潜航して自我の目的を達成し、遊び好きのタイプといえましょう。
<運勢>	木という冒直性と仁とのかね合いから自我の主張が強いですから、独立独歩で営業、外交、社交の事業で他から制圧をうけないで成功するタイプ。一生を通じて闘争的な運命をおくるでしょう。しかし、酒色におぼれる傾向と諸事放任の傾向に注意して下さい。