一般財団法人 東洋運勢学会

特集・節気刊運勢学

第2回 人相

山田芳彰

3月21日 春分

人相で特に重要視される目、鼻、口、耳について、各論的に詳しく解説してみましょう。

目は人相でもっとも重要視されます。大きな目は積極的で豊かな感受性の持ち主ですが、長続きしない欠点があり、小さな目は消極的ですが、堅実な合理主義者です。 早く動く目の人は神経質で感情的なところがあります。

鼻は中年の運を支配し、金運、財運、強弱を表します。存在感のある鼻の持ち主は、金運も良いといえます。特に、鼻の頭の肉付きが豊かで、小鼻が張っている人は、男女を問わずお金に恵まれます。鼻の穴の大きい人は、浪費癖があります。

輪郭がきれいで頂点の山形が整っている口、上下の厚みが同じで肉付きよく引き締まっている唇が吉相です。 口は、大きいほど積極的で旺盛な生活力を持っています。小さな口の人は消極的ですが、堅実性と忍耐強さを持っています。

大きくて堅い耳の持ち主は、行動力と勇気のある人で、大きくても柔らかい耳の人は、弱気で消極的なため好機を逃します。小さくて柔らかい耳の人は、運気が弱いようです。女性で耳の廓(耳の内側のかく)が極端に外に出ている人は、一人で職業を持って人生を歩みます。 耳たぶの大小は、あまり関係がありません。